どんなときだって、春には春のタネを蒔きましょう。
今日はアーユルヴェーダの生薬「ゴークシュラ」のタネを蒔きました。
ゴークシュラのタネ、中をしっかり守るトゲトゲが付いています。
*植物の名前:ゴークシュラ
和名:ハマビシ
学名:Tribulus terrestris
ハマビシ科
海辺の砂浜に生える海浜植物。黄色い花をつける。
絶滅の恐れがあるレッドリスト、絶滅危惧IB類に分類。
*アーユルヴェーダでの使われ方:
使用部位:果実、根
ヴァータ、ピッタの鎮静
期待される効能:利尿作用、排尿困難。結石。呼吸困難や咳。強精剤として。
昨年5月、小石川植物園で小さな苗を見てから、自分でも育ててみたいと思っていたもの。
ゴークシュラ・小石川植物園にて(2019年5月)
分類標本園内にあります。
さて、タネをまいたゴークシュラ。
芽が出るのを待ちわびています。
絶滅危惧種が、もしうちのベランダで育ってくれるとしたら、、、、。
想像するだけで心ときめく。植物・生薬オタクの夢です。
小石川植物園は約320年前、江戸時代に徳川幕府によって作られた「小石川御薬園」がその前身です。
近代植物学発祥の地でもあり、今も植物学の研究・教育の場として活用されていることもあり
素晴らしい植物の生態がみられます。
「薬草保存園」「分類標本園」でアーユルヴェーダの生薬を探し出すのも、ここを訪れる大きな楽しみの一つ。
(2020年3月下旬より、都知事の要請により休園中)
再びここ訪れて、生き生きと育つ生薬たち(おっと!植物たち)に会える日を心から待ち望んでいます。
追記:2020年5月3日
種まきから1か月。とうとう小さな芽が出ました!ようこそわが家へ^_^
2020年5月3日
* ワークショップやイベントなど「アーユルヴェーダ案内人くれはるの最新情報」は、
SNSでも随時アップしています。
リアルタイム情報をご希望の方、アーユルヴェーダに関心のある方。
フォロー大歓迎です!
アーユルヴェーダ案内人くれはる