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ひとかけらのしょうが。ニッポンのしょうが。

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写真は高知産のしょうがです。
無農薬で育てられています。

2月に訪れた高知市の日曜市で見つけ、購入してきました。
秤にかけると、全部で880グラム分ありました。

泥を落としきれいに洗います。そして皮は剥きません。丸ごとスライスし、
この後、干して自然乾燥させていきます。

880グラムのしょうがは生だと結構ずっしりな量ですが、完全に乾燥させると「約10分の1」になります。
この880グラムのしょうがも、乾燥すると80グラムちょっとになってしまいます。

これは春のワークショップでみなさんと作る、アーユルヴェーダの消化剤「トリカトウ」の材料。
皮ごと使いたいからできるだけ安心できるものを、と毎年納得のいくしょうがを探します。

お店には、粉になって市販されているジンジャーパウダーもありますね。
瓶に入って、割と手軽なお値段で売られていますが、正直にいうと、私はその匂いがどうにも苦手です。

粉にひいてから、時間がたっているからかもしれません。
(粉末にすると、ホールよりもやはり劣化は進みやすくなります)

なんだろう、、、?挽きたての乾燥しょうがって、こんな香りじゃないのに、、
そう思ったのが、自分で乾燥しょうがを作り始めたきっかけでした。

アーユルヴェーダでは、香りも大事な薬効のひとつです。

アーユルヴェーダにおけるしょうがは、いうなれば「いぶし銀の超実力派」。
様々なお悩みの元となる「消化力モンダイ」に、鋭く確実にアプローチしてくれます。

だからこそ、私はできるだけ自然な形で作られた、無農薬のしょうがを使いたい。
信頼できる国内産地の生産者さんから分けていただいたり、産地高知の日曜市で探したり。

あちこちで農家さんに尋ねると、「農薬を全く使わないしょうがづくり?それは無理」と
一笑されることも、実は決して少なくはないのです。
しょうがのような、土ものは農薬なしは難しいと言われたりします。
私たち消費者は、実に簡単に「無農薬のものを」とかいうけれど、作り手さんからしたら
それは決して簡単なことではないのだと思う。

実際、完全無農薬のしょうがを探し出すのは、なかなかに困難です。
いつでもどこでも簡単に手にはいる、というわけにいかないのが現実。
多くの場合、お値段も、、、慣行農法のものとは異なっています。

それでも、毎年コツコツと無農薬で作ってくださる生産者さんがいて、
そこで初めて、私はこの乾燥しょうが作りができています。

今年もこのしょうがを使って「トリカトウづくり」ができる春がくることって
やっぱりね。当たり前ではないのだと思う。

たくさんの人のバトンが繋がって、初めてそれが実現できているのだとしたら、
ひとかけらも無駄にはせず、せめてバトンを次へ、ちゃんと必要とされる場所へ
繋がなくちゃね。



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アーユルヴェーダ案内人くれはる

by kureharu | 2018-03-13 22:26 | アーユルヴェーダ/ハーブ・スパイス | Comments(0)

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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