有機ひよこ豆
昨年から不定期開催している「アーユルヴェーダでみそづくりワークショップ」。
3回目は、初めてのプライベートクラスになりました。(6/24開催)
お声をかけさせていただいたのは、「アーユルヴェーダ専門学習者」のみなさん。
すぐ満席となりました。
今回は、これまでにもまして、よりアーユルヴェーディックなみそを作ります。
ちょっとコアでチャレンジングなテーマでの実施です。
そのテーマはなんと!
大豆ではなくひよこ豆で、大麦麹で仕込む「アーユルヴェーダみそ」。
指導は「アーユルヴェーダでみそづくり」をいつも支援してくれる、みそソムリエkeikoさん。
会場は、みそづくりワークショップでいつもおなじみ、代官山come cafe Osamu barさん。
企画した私も、指導のkeikoさんもまだ食べたことのない「ひよこ豆みそ」を作ってみようというチャレンジ企画です。
【材料】・有機ひよこ豆(アメリカ産)
・国産有機大麦(丸麦・シュンライ/群馬:
上州百姓「米達磨」さんより)
・麹
・岩塩(ドイツ産)
*丸麦とは?
大麦を押し麦にせず、丸のままにしたもの
【アーユルヴェーダの視点から】・ピッタ性カパ性の病に勧められるひよこ豆
・体に強靭さ・体力を与える大麦。カパの異常を抑える。
・塩はアーユルヴェーダの中でもっとも「有益な塩」岩塩使用(ドーシャを乱しにくい)
さあ、茹でたひよこ豆を潰していきます。
いつもの大豆とは全く違い、水気の少ないホクホクした質感、粘りの無さが特徴です。
アーユルヴェーダ的にひよこ豆が「乾性」「粗性」を持つ豆だということがよくわかる感触。
大麦(丸麦)麹を投入。岩塩と混ぜ合わせていきます。
ここで一粒味見をしてみると、心地よい麦の歯ごたえの後になやってくる、なんとも深い旨味にびっくり。
空気を抜いてみそ団子に。米麹&大豆とは全く異なる粒感。まるでコロッケみたい?
袋に詰めて、できました!仕上がり感も、これまで作った他のみそとは違う雰囲気に。
指導のkeikoさんによると、一般に、麦麹のみそは米麹のものに比べ発酵が早いのだそう。
(仕込んで早く食べられる)
しかし「麦麹&ひよこ豆」の組み合わせについては、私たちにとっても初めて、未知のものです。
なので「食べごろはいつですか?」に「わかりません」
皆で爆笑。
いいえ、良いのです。
アーユルヴェーダは実践科学。
未知のことでもまずやってみること、それがとっても大事です。
教科書的に決まり切った解を求めて、そのままをなぞることだけが全てではないです。
やったことがないなら、まず実践、やってみましょうよ!というのがポリシー。
加えて今回のメンバーはみなさん、アーユルヴェーダの専門学習者さんばかりですから、「わからないなら、まずやってみる」にとっても理解が早い。(素晴らしい!)
仕込んだみそを皆が自宅に持ち帰り、それぞれ熟成を見守り、時にお味見し、観察して行くことになりそうです。
ある意味、とってもアーユルヴェーディックなプロジェクト時間になりました。
指導をいただいたみそソムリエkeikoさんと、参加者のみなさんと。
ここからそれぞれのおうちに運ばれ、熟成をはじめていきます。
さあ!ここから数ヶ月後の変化が楽しみです。
ご参加いただいたみなさん。
ひよこ豆みそ。
どんなみそになるかな?時間が満ちるまでじっくりじっくり。
楽しみです。
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