都内で美味しいチャイが飲めるカレー屋さん(目下のくれはる内TOP3)
最近、インドカレー屋さんにおける「チャイの存在」に興味があります。
食事の仕上げにいただくチャイ、カレーそのものに負けず劣らず、まさにお店ごとに千差万別。
ティーマサラ(パウダータイプのスパイスミックス)で手軽に作っているのかな?と感じるお店。
しっかりとスパイスから煮出していることがわかるお店。
スパイスのバランスにも各店特徴があって、カレーの後にいただくチャイは毎回本当に楽しみなのですが、
私が必ず、チェックしてしまうのはお店ごとに違う砂糖の扱い方です。
チャイとお砂糖には、大きく分けて二つのタイプがあります。
(1)「お砂糖先入れ型」調理時、鍋の中に砂糖をしっかり加えて、火にかけて作っているタイプ。カップに注がれた時点で
しっかりと甘味がついており、スパイスと茶葉、甘味がバランス良く仕上がっている。
(2)「お砂糖後入れ型」
鍋の中には少量の砂糖のみを加えている。そのまま飲むと甘味控えめ。
お客が飲む時に(好みで甘味を加減できるよう)、スティックシュガーなどが添えられているタイプ
もちろん好みもあるのですが、チャイに関しては、私はやはり圧倒的に(1)を支持したい。
スパイスと茶葉と甘味とは、お鍋の中から三位一体の熱いチームワークを醸し出していてほしい・・・
(コーヒーや紅茶には砂糖を入れないのですが、チャイだけは別と考えています)
そんなに甘いのが好きなら(2)に、自分でたくさん砂糖を加えればいいじゃん?と思ったあなた。
残念ですが、それは全然と言っていいほど「別もののチャイ」なのです。。。
(2)に砂糖をどれだけ加えても(1)の味に近づくことはありません。(残念><)
とはいえ、実際は(2)のタイプもかなりな頻度で現れる昨今。
私の理想のチャイへの道は、なかなか一筋縄ではいきません。
甘味以外の味がかなりいけてる場合、
「ああこのスパイスと茶葉のバランスで、なんとかお砂糖先入れ型で作ってもらえれば、、、」
そんなことを妄想しながら、食後のチャイをすすることもしばしば。。
前出の写真は、都内で美味しいチャイがいただけるカレー屋さんとそのチャイ。
目下のくれはるTOP3です(カレー屋編)
「ヴェジハーブサーガ」は(1)の「お砂糖先入れ型」。香りも温度も総合力高く、充実感満載。ゆる系のインド人がサーブしてくれる楽しいお店。
「エリックサウス」と「バラッツ!スパイスラボ」は、(2)のお砂糖後入れ型ではありますが、かなりいい線で(1)に迫っている上に、スパイスのバランス感が素晴らしいです。
さてみなさんの、お好きなチャイはどんなタイプですか?
なお、イベントでお出ししている「くれはるチャイ」は現在のところ、もちろん(1)型で作っております。。
くれはるチャイ
【開催情報】
4月ワークショップ:「出せる!溜めない!消化力アップのための白湯とスパイス活用実践編」
池上本門寺そばの古民家カフェで、4/10開催。
お申し込み受付中!