「場をずらすこと」〜これが大事でした【2014年の総まとめ】
2014年 12月 31日
2014年、わたしとって重要だったこと。
「場をずらすこと」。
2014年7月1日。
アーユルヴェーダと自分の方向性が見えなくて、ぐるぐる迷っていた時期がありました。
自分を押し出すなにか「節目」が欲しくて、じゃ誕生日をその日にしようと
最初の記事をアップしたのがこのブログ。
なんとか半年がたちました。
100本目が来るまではとにかく続けよう。
そう思いながら、ぽつぽつと書き始め、季節がふたつすぎました。
ぴったり100本越えたところで新年を迎えたなら、なかなか格好よいねとも思いますが、
数が若干足りないところは、まあ、よしとしておきます(笑)
なぜなら、100本が終わりじゃないことは、十分にわかってきましたから。
2014年は、皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
私にとっては、本人も驚くほど大きな一年になりました。
かさこ塾参加を通じ、たくさんの出会いがありました。
かさこ塾は、カメライターかさこさんを中心に、
組織に頼らない生き方、ブログを通じてセルフブランディングを考える人たちの集まりです。
それぞれが掲げる「マイテーマ」はまさに多種多様。
「セルフブランディング」というキーワードで、ゆるく広く自由に繋がっています。
現在70名近くの塾生メンバーの中、「アーユルヴェーダ」をメインテーマに掲げるのは
私ひとりです。
そんな環境に参加し、得たことは
アーユルヴェーダの輪の中にどっぷりいた時には、気づけなかったことばかり。
かさこ塾参加で「場をずらす」
学びを続ける中「アーユルヴェーダ」が、自分のコアになることはもうわかっていた。
ただ、アーユルヴェーダと自分との関わり・方向性について、試行錯誤を重ねていました。
そこでわたしが選んだのは、アーユルヴェーダの輪の中から、一旦外に出ること。
そう、思い切って「場をずらすこと」でした。
言い換えるなら、一度外の視点で「アーユルヴェーダ」を眺めてみること。
それは「私がアーユルヴェーダを通じて出会いたい人たち」の目線と声を
「より具体的に」知ることでもありました。
「場をずらすこと」
そのものも選んでいたのだと言えそうです。
どっぷりアーユルヴェーダの輪の中にいた時には見えなかった。
外に出て、気づかなかったことが見え始めた。
当然、輪の外では、通じない言葉も多々あります。
「アーユルヴェーダ」そのものと
一般に思われている「アーユルヴェーダってこういうもの」との大きなズレ。
その姿もよりリアルに見えてきました。
しかし、だからこそ
「アーユルヴェーダを知らない方の”興味の芽”に向けて、アーユルヴェーダの魅力をお伝えする」
その大切さと向き合えるようになります。
みなさんの中の、アーユルヴェーダへの小さな興味を、少しずつ育てていただくための案内役。
私が探していた、自分のアーユルヴェーダ活動像が見え始めました。
重ねてアーユルヴェーダ仲間たちとも、新たに繋がりあう、
そんなステージに進み始めました。
「私がアーユルヴェーダを通じて出会いたい人たち」・・・・
日本で暮らすふつうの人たち。
それぞれに忙しく毎日の生活を送っている。
でもその中で、「より健やかになりたい」
今よりもう少し「よりよく生きたい」
そんな意識と共に生きてる人たち。
そんな方々の暮らしの中に、優れたアーユルヴェーダのアイディアを
そう、限られたマニアのためのアーユルヴェーダではなく、
普段の生活に取り入れられるアーユルヴェーダを。
それをできるだけ、「ふつうの言葉」でお伝えすることを
「ネット」も「リアル」も。私にはともに両輪です
幸せなことに、2014年はブログでの発信だけでなく、ご縁があって「リアルの場」を持つこともできました。
みなさんのリアルと出会えたその場所が、
どれだけ私に気づきとエネルギーを与えてくれたか、
言葉には仕切れません。
1年前のこの日の自分には、想像もつかなかったこと。
2015年は、ブログも、リアルも。
わたしにとってともに大事な両輪になりそうです。
案内人として、ちいさな活動を重ねていきたいと思っています。
このブログ。
それは私にはわかりませんけれども、
不意に、メールなどで直接温かいコメントをいただくこともあって、
もし届いている場所がひとつでもあるのならと、ありがたく思っています。
そうです。
「アーユルヴェーダ案内人」です。
懲りず呆れず、見放さず。
よろしければぜひ2015年も、ときどき思い出していただき
拙ブログにお立ち寄りくださいませ。
おかみ、お白湯など用意してお待ちしております。
それでは、皆様、よいお年をお迎えください。
今年一年、お読みいただき、ありがとうございました。
愛をこめて。
*ところで・・・・
医師でもセラピスト(施術家)でもなく、まだ誰もやっていない「未知なる活動」をひとり始めようとするわたしに、
あの時点で「アーユルヴェーダ案内人」と名付けてくれたことは、今思うと驚きです。
感慨深くて、本当にありがたいことです。
ちなみに、当時私が自分につけた肩書きは
「アーユルヴェーディックカヤッカー」(笑)
じぶんのことはじぶんが一番わかっていない、まさにその典型ですね(笑笑)
*かさこ塾