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実践編 お白湯をのみましょう/アーユルヴェーダで「お盆の食べ過ぎメンテナンス」vol.2

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vol.1はこちら


お盆休みが終わり、今日から通常営業の皆様、お疲れ様です。
少々お疲れ気味の胃や身体に。

本日は、すぐできるアーユルヴェーダ実践編をご紹介します。
「お白湯をのみましょう」です。

この暑いのに、白湯?
この暑いのに、まじで白湯??
そうですね…(笑)

でも白湯、なのです。

冷たいものの取り過ぎがよくないってこと?
それは分かっちゃいいるけど、暑いんだから仕様がない…
…いやいや、ありますよね。暑いんだもの。

ただ、そんな日々を送った結果、残暑と言われ始めるお盆過ぎの今頃、
身体には、少々辛い状態が起きていたりはしないでしょうか?

だるさ?倦怠感?
食欲不振?
胃のもたれ?
夏風邪?
鼻水?喉の痛み?

で、オススメは白湯なのです。

白湯のつくりかた

*やかんにきれいな水を汲み、強火で火にかける。
*フタを外し、10分から15分ぐらぐらさせて火を止める。
(水はきれいな水道水でOK)

飲み方
*コップに入れて、ふーふーしながら少しづつ、すするように飲みます。
*日常の水分の摂取を、少しづつ白湯に置き換えてみましょう。

白湯は…
*胃や内蔵を温め、消化力を上げる。
*体内にたまった「未消化物」の消化を促す。
*冷えの解消に役立つ。

アーユルヴェーダでは、「消化力(アグニ)」は健康のキーとなる、いわばすべてのキモでもあります。
火の意味を持つ「アグニ」。
冷たいものを大量に飲み続けたり、自分の消化力以上のものを摂りすぎることは
大事な「消化の火」を自らの手で弱らせることになってしまう。

わかしたお湯は、保温瓶にいれておくと良いですね。
温かい飲み物を持ち歩きできる素敵なボトルも、最近は増えています。

外は猛暑、一方、建物に入ると一気にクーラー漬けの生活。
飲食店では、氷入りの水や冷えた飲み物が当たり前のように出てくる日々。
無意識でそれらに“身を任せて”いると
私たちの身体と、消化の火(アグニ)は厳しい状態にさらされてしまっている。

味のない飲み物は苦手…。
そう言われる方もあるかもしれませんね。
わたしも最初はそうでした。(日本茶、大大好きだったので)
今は、仕事中も机に保温ポットをおいて、基本の水分を白湯で取っていますけれど。

ふーふーしながら取ることで、がぶ飲みをしなくなりました。
がぶ飲みが減ったことで、胃の不調はぐんと減り、
多少不調なときも、薬に頼らず、白湯と食事の調整で戻せるようになりました。
また、シンプルな白湯を基本にすることで、微細な味への感覚が
できてきたようにも思います。

お茶やコーヒーも飲みますが、あくまで「オプション」として飲みます。
また出先で白湯が飲めないときは、できるだけ常温の水を少しづつ飲むようにします。
(このごろはお客さんのニーズから、ミネラルウォーターを常温で販売するお店もできていますね)

オススメは
*朝、顔を洗って歯磨きをしたあとに一杯。
(また、起き抜けに常温の水を摂ることもアーユルヴェーダは勧めています)
*日中の合間合間に。
*食前に白湯を大量に取ると、逆に食事の消化を弱めますので注意。
*食事中は少量づつ、あるいは食後、少し時間を置いてから摂る。

いくらカラダに良い白湯であっても、摂り過ぎはダメってことです。
時と場所を考えて、何事もバランスよく。
これ大事です。
肝心なのは自分のカラダを見ながら「適量を、続ける」こと。

今まで、当たり前のようになっている習慣を、いったん棚卸しして、見直してみる。
お白湯を飲んで自分のカラダがどう変わるかを、自分で検証してみるのはいかがでしょうか?
マニュアルよりも自分を観察。
変化を見つける。これは結構たのしいことでもあります。

アーユルヴェーダ実践編の中で、基本のキとも言えるのが白湯。

私が「日本茶がぶ飲み派→基本白湯派」になったきっかけ、
カラダのビフォーアフター(?)については、いずれここで書きたいと思います。

残暑に負けず、残りの夏を過ごせますように。

自分のカラダにフォーカスしよう。


■アーユルヴェーダ×白湯 バックナンバー■

vol.1アーユルヴェーダでお盆の食べ過ぎメンテナンス
vol.2[実践編]お白湯のススメとその効果
vol.3[調査編]外出先でお白湯を手に入れるのは結構難しい?
vol.4[調査結果編1]機内でもらえる?航空会社に聞いてみた!
vol.5[調査結果編2]お店でもらえる?カフェチェーン本部に聞いてみた!


by kureharu | 2014-08-17 21:12 | アーユルヴェーダと白湯

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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