写真は「バジルと牡蠣の小籠包」
台北まち歩きの途中、これをおめあてに行ったお店で。
頂きながら気づいたのは、味といい香りといい
このバジルは、イタリアンのバジル(スイートバジル)ではないぞ。。。というものでした。
実際に食するまで、私はてっきりイタリアンのバジルを使用した小籠包をイメージしていました。
この小籠包、イタリアンの風味はなく、なんというかもう少し薬膳っぽいお味がします。
旅の間、歩き回ったカラダに効きそう。
美味しくいただきながらも、気になったのは
「この味、香り、どこかで口にしたことがあるぞ、、、」というもの。
すぐは思い出せません。
その後も、小籠包のバジルの風味が気になり、帰国して調べてみました。
どうやらあれは台湾でもっとも食べれている「九層塔」という名の「台湾バジル」だったようです。
そして私に「なにか」を思わせた味は「ホーリーバジル(トゥルシー)」でした。
そうアーユルヴェーダの聖なるハーブ、トゥルシーにとても似た風味があったのです。
インドと台湾、アジアご近所さんか?を感じさせる味でした。
「ホーリーバジル(トゥルシー)」
ヴィシュヌ神の配偶者として祀られる(!)存在。
アーユルヴェーダでは家の入り口に植えて、毎日触れてから出かけることを勧める、実に縁起の良い聖なるハーブです。
ヴァータやカパを鎮静させ、また、抗ウィルス作用も注目されています。
写真は日本産の「ホーリーバジル(クリシュナトゥルシー)」。小籠包はこの風味がしました。
できたて小籠包。「九層塔」と思われるハーブと牡蠣が入っています。
これまでに食べたことのない、斬新で新鮮な美味しさ。
「九層塔」と「ホーリーバジル」は近縁種でありながら、別の植物らしい?との記述もあるようです。
「台湾バジル(九層塔)」と「ホーリーバジル(トゥルシー)」のカンケイ、もっと深く知りたいなぁ。。。
台湾の現地サイトだと、九層塔と卵を使った
オムレツのレシピがたくさん出てきますね。
作ってみたいものです。
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