西表島、そのお隣さんのシマ、台湾へいざ
初めての台湾、初めての台北を訪れました。
私は長年、沖縄・八重山地方のシマに通っています。
中でも私にとって、第2のホームと言える場所が
西表島。
西表島は、沖縄県では2番目に大きなシマ、海はもちろん、マングローブの林など自然のとても美しいところ。
で、その西表島(沖縄県)から台北(台湾)までは約240キロ。
これは東京〜福島とほぼ同じ距離です。
西表島から沖縄本島・那覇までが、430キロほどなので、
同じ県内の那覇へ行くよりも、距離的には台湾の方が近いという関係です。
数年前、台湾(基隆)〜石垣島には週一でクルーズ船が就航、八重山地方はインバウンドよろしく台湾人観光客も増えています。
シマ旅中に、中国語で道を聞かれるなんてこともあって(まあ答えられないわけですけど)
そんなこんなで、近年台湾はなんとなく「勝手にご近所さん的存在」になっていました。
日本&台湾も、ともに同じ島国、
西表島から海を隔て、リアルお隣さんの島でもあること。
ならばお邪魔してみましょう。
いざ国境超え、ご近所さんの島へ。
今回は、カレーイベントの相方であるマッキーと一緒の旅です。
昨年の
弘前旅以来の二人旅ですが、私たち、とにかくひたすら足で歩きます。
名付けて「週末台北まち歩き」なる「くれはる&マッキー旅」。
「初めての旅」、それは一生に一回しかないのだ。
降り立った台北の街で、最初に目に飛び込んできたのは青々と繁る街路樹。
私の目には、その大きさがとりわけ印象的でした。
「都市の街路樹ってだいたいこんなもんっしょ?」
と、なんら根拠もないのに、私の頭の中に埋め込まれている「街路樹スケール」を
現実のサイズはおよそ3割ほど上回っています。
でかい・・・・。
大木の街路樹は、この街に(都市でありながら)どこかおおらかな野生の風情を与えている感じ。
新しいビルと古いビルが混じり合う街並み。
古い歴史が今に引き継がれている様子が見て取れる。
初めての街を訪れるとき、いつも私の中に満ちてくるまっさらな気持ち。
「やあ、はじめまして」の高揚感。
当たり前ながら「その地を初めて訪れる旅」は、たった一回きりです。
で、その「初旅」の中にとりわけ凝縮されている妙味は
そう、自分想定世界の「絶妙なるぶち壊され具合」なのだと私は思う。
事前に集めた情報が元になり、いつしか勝手にアタマに描く世界。
でも、現地に立ち目の前に現れる現実は、それらを軽々と追い越していく。
アタマでっかちさんの上書き更新。
私はその時間がプロセスが、かなり好きです(もちろん限度限界もあるにはある。笑)
タクシーから降りると、しっとりと潤んだ空気と温度。
心身をふっと緩ませる瞬間。初めての場所なのに不思議にどこか懐かしさが満ちている。
あー、やっぱりここは西表島のお隣さんなのだー・・・
実感。旅が二次元から三次元になり始めた瞬間。
さてリュック担いで、まち歩き、始めますか。
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