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【誰がアーユルヴェーダを学ぶのか?】くれはる2017年編

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在学中の日本アーユルヴェーダ・スクール。今、私はその最終学年にいます。
全250時間のカリキュラムのちょうど折り返し地点。今日は「中間試験」が終了しました。
恩師クリシュナU.K.先生、入魂の試験問題とガッツリ向きあった1日。(汗)

終わってみると足りないとこだらけで、「とほほ感」を伴うほろ苦さ。
内なる思いはあちこちに廻るのだけど、、、。

これも何かの節目だ。

あんまり普段ここのブログでは書かない「私個人のアーユルヴェーダとの関わり」について、今日は「今現在のかたち」をちょっと書いてみようと思います。

タイトルは
「誰がアーユルヴェーダを学ぶのか?くれはる2017年編」

これ誰の役に立つのか「疑問指数は最大級レベル」ですが、週末の個人的備忘録記事としてご笑納ください。


私とアーユルヴェーダ。立ち位置イマココ

いきなりですが、現実の私はスピリチュアル的なことに全く疎い人間です。
子供の頃から、親には理屈っぽい子と面倒くさがられ(笑)、今もどちらかというと「男性的な論理的思考」が少し多めかもしれません。

そんな私がアーユルヴェーダに惹かれる理由。「スピリチュアル的な意味合い」と言う面は今のところほとんどなくて、どちらかというと、圧倒的に合理的で論理的な視点に惹きつけられてのことです。

これがアーユルヴェーダに向き合う私のベーシックな立ち位置<ーーイマココ。

で、私がアーユルヴェーダを合理的で論理的だと思う理由。
それはありとあらゆる病や症状、そこに対し、治療法や予防法だけでなく、全てを原因からきちんと論理的に読み解いている点です。言い換えれば「なんでそうなるのか?」がいつもものすごく明確です。

この部分には本当に分厚いナレッジがあり、それは現代に生きる人たちにもっと生かされていい「宝の山」。学べば学ぶほどほど、驚くことばかりです。

最近私は「アーユルヴェーダ、これはまさに素晴らしい統計学なんじゃないか!」と気づき、一人で感動しています。

だってここまで何千年もの、様々な治療や臨床に関する蓄積があり、それらが今現代まで引き継がれているんですもの!!
実践科学と呼ばれるアーユルヴェーダ。
長い歴史の上で、積み重ねられた実践の結果、それらが「次世代」に向けて脈々と引き継がれ、今に生かされているとしたら?
それは、ものすごい量のデータを扱う「統計学」そのものではないでしょうか?

根を深く張り、太く育った幹、青々と葉を繁らせ、まさに大木のように揺るがないのが、アーユルヴェーダのありよう。
生きているアーユルヴェーダに、胸が熱くなってしまう。。。

一時的に流行っては消える「健康法」や「民間療法」とは、一線を画すものと認識しています。


「そういうことになっている」

そんな私ですが、アーユルヴェーダと自分の関わりについていうと、それは全て、、、、

「そういうことになっている」

ただそう思っています。

何度考えてもこれ、ふんわりスピリチュアル的な意味ではなく、あくまで自分の腑に落ち方、実感・体感として、としか表しようがないのですが。

なんの覚悟もなく、フッと押し出されるようにアーユルヴェーダを学ぶ学生になった2013年。一時挫折もしながらも、結局学びを止めることはなく、今に至ること。
加えて「アーユルヴェーダ案内人」などという活動を、小さいながらも続けていること。

これらは全て、自分がやりたいとか望んだとか、
アーユルヴェーダが好きでとか選んだとかいうよりも

「そういうことになっている」

ただそういう感じで、他にどうにも言いようがありません。

以上終わり。という感覚なのです。


「自信」をガソリンにはしていない

で、こんなことこんなことをやっているせいか、アーユルヴェーダ活動についていろんな方とお話しする機会が、最近急に増えました。

そこでそれぞれ活動をする上での「自信との付き合い方」について、問いを投げかけられることがあります。

活動にあたって「自信のなさ」で考え込む人が多いのかも?ということなのかな。

「くれはるさんは(こういうことをやれて)自信があっていいな・・・」
憶測からそういう風に言われることもあるのですが、そこに関して本人「いやー、それねぇ。何ですかねぇ、、、ふーんふーん」という感じです。

私はアーユルヴェーダ案内人活動において「自信」を「ガソリン(燃料)」にしていません。
この活動において私は自分に「自信」があろうとなかろうと、それはすごく小さなこと、こだわる必要は全然ないと思うからです。

先生方から、古典書に基づく叡智を授かり、この手にやってきた「アーユルヴェーダのバトン」。
一つ言えるのは、私は「その価値」を知っている。
だからそれを世の中にできるだけ良いかたちで届ける。
そのことに私はただ向きあえば良いのだと思っています。
私個人の自信など、そこではそれほど重要でないのです。

あとねぇ。。。。どっかで気づいてしまったのもありますね。
「がむしゃらに何かに励めば、自信はいつか必ずそこについてくるもの」というのが、必ずしも真実ではないということに。

あ、これは頑張ってもムダ、と言うことではないです。
「頑張ること」と「自信がつくこと」は(ある面において)まったく別ステージだということです。

だからもう「自信」にはこだわらない。

それよりも大事なこと。

「目指す場所」に一歩近づくためには、何をどうするか?
学び続けること、加えて発信を続けること。
課題を洗い出し、施策プランを立て、それにどう取り組んでいくかを考え、実践していくこと。もちろんうまくいくこと、いかないことありますが、その時はまた原因から考え、新たに施策を積み重ねて行けばいいのだと思っています。

まあいつか「素敵な自信」が白馬に乗って(?)やってくるかもしれないし、こないかもしれない。
でもそれは「おまけ」ですから、あてにはしない(あるなしで悩まない・笑)

ええ〜〜〜自信がない?のに活動してるの?

もしかしてそう思われるでしょうか。

そこへの答えは・・・?そうねえ・・・・

「だって、そういうことになっているんだもの」

といったことに、なりそうです。


以上、「誰がアーユルヴェーダを学ぶのか?くれはる2017年編」
おしまい。


*******

アーユルヴェーダはやっぱりどこまでも深く広く、私一人がジタバタしようとしまいと、決して揺らぐことなんかない。豊かに葉を茂らせる大木のよう。日陰に宿る命たちを、決して見放さず、守ってくれる。
真摯に学ぼうとする人間に、アーユルヴェーダはいつだって優しい。


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アーユルヴェーダ案内人くれはる

by kureharu | 2017-05-27 22:13 | アーユルヴェーダスクール

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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