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高知〜東京:たけのこ PASS THE BATON!(パス ザ バトン!)

先週訪れた高知で、お世話になった友人WさんKさん。
その畑で、たけのこが祭り状態(想定外の豊作)になっています。

たけのこ掘りを、現地で先週見せてもらってきました。

昨年、東京から高知へ移住をした二人。
畑を持ち「自然農」への取り組み始めました。

無農薬、無肥料で野菜を作る自然農法。
薬に頼らない分、消費者にとっては安心安全なわけですが、作り手さんにとっては
決して簡単なものではありません。

耕作放棄地を借り、自分たちで切り開き、農地にする。
雑木林や竹林を一つ一つ切り開き、地ならしをするところから始め、
薬を使わない土づくりの準備を続ける。
春に向けて準備をずっと重ねてきた友人たちです。

そして、いざ春。さあ種まきを!と言うまさに今、
「二人を悩ます課題」が新たに現れました。
整地した畑に、思いがけずにょきにょき出てくる「たけのこ」なのです。

地下茎で育つ竹は、地表が更地になっていても、深い場所に根っこが残っていると
予想外のところからも再び生えてくる、強い生命力の持ち主です。

ほっておくとどんどん大きくなり、また畑は竹林になってしまいそうです。

毎日新鮮なたけのこが食べられて羨ましい?
ご近所に配ればいいのでは?

東京から訪れた私は、最初はそんな風に思いました。
でも、状況はもはやその段階を超えていた。。。
地域丸ごと、たけのこ飽和状態。。。。
たけのこビッグバン。

雑草扱いの領域になっているのだとか。
でも、生えたままにしておくわけにはいかないのですよね。
(畑の耕作を妨げますからね)
農家の大きな悩みのようでした。

私の暮らす東京じゃ、「自然の掘り立てたけのこ」はとっても贅沢な存在です。
旬のたけのこ、丸ごと食べられる人が、都会に一体どれくらいいるだろう。。。

貴重な春の恵みであることは、間違いありません。

友人に相談して、思い切ってたけのこを東京に届けてもらうことにしました。

幸い、我が家にはカレーイベント用に使っている大鍋があります。

私が茹でて、都会のみんなに配ればいいんじゃない!?

閃きました!!

名付けて「たけのこ PASS THE BATON!(パス ザ バトン!)プロジェクト」
一人で勝手に発足。

(私のプロジェクトはいつも勝手に始まります)

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一回め。この中から12本が届きました。

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2日後にさらに12本がどーん!


新聞紙に一本一本丁寧に包まれたたけのこは、ほんわかと温かく、いきていて呼吸をして
いることがわかります。

短い毛並みもあって、眠る小動物のようです。

皮を数枚づつ剥き、鍋には無農薬米の米ぬかを入れ茹でていきます。

カレー鍋大活躍!

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大型のカレー鍋で茹でる


フェイスブックにイベントページを立ち上げ、友人をご招待。
かなりな量ができそうだけど、一人一人配ってまわる時間はないので、
指定した時間と場所に引き取りにきてくれる人に限定して、もらっていただくことにしました。

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茹で上がり(これは12本分)


一回目は平日の昼間だったにもかかわらず、なんとたくさんの人がきてくれることに!
(ありがとうございます!)

大好きな高知のこと。
そこで自然農に取り組む友人のことを、都会で暮らす仲間のみなさんにちょっと
知ってもらいたくて、小さなお手紙をつけました。

もちろん、美味しいたけのこを楽しんでもらうだけでもいい(本当に美味しいから!)
そして、これを毎日、せっせと掘っている人たちがいること。
それはご商売ではなく、純粋に畑づくりのためであること。
その人たちがこれから取り組む自然栽培のこと。

いつか彼らの元で、安心の野菜ができたら一緒に食べてくれませんか?という、
これは私、くれはるからの個人的なお願いごととして書きました。

ちょっと暑苦しい手紙だったかもしれません。。。ww
(たけのこパワーに当たっちゃったかな?ごめんなさい)

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暑苦しいお手紙


合計24本の掘り立てたけのこ。茹でて、アク抜きをしました。
受け取ってくださった人は、延べ27人。

「たけのこ PASS THE BATON!(パス ザ バトン!)」を繋がせてもらうことができたかな。

あとは、それぞれのお家の味に調理されて、みなさんの食卓に上がり、楽しんでくださる
ことを頭の中で想像しています。

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たけのこを受け取っていただいたみなさんたち


都会暮らしでは、今、目の前にあるこの食べ物は、
どこでどんな人がどんな風に育てた、収穫した、届けてくれたものか
知らずに、毎日を送っているかもしれません。

私は近くで、たけのこ掘りに立ち会って、たけのこがパワフルな生命であること、
掘り起こすことがとても体力のいること、そしてそのたけのこは私たちに澄んだエネルギーを
くれるものであることを知りました。

かの地で、これから友人二人が育てる野菜は、安心安全なもの。
いつか私たちを健やかに育んでくれるものになるでしょう。

その価値をわかってくれる人が一人でも増えるといいなぁ、と思います。

ココロザシある人と、価値をわかる人。今改めてその両方の存在が大事な気がするのです。
知ること、考えること、選ぶこと。
ものごとをいい方向に運ぶにはどれも欠かせないことだよね、と。

この、勝手な一人プロジェクト発動の理由は、そんな感じです。

いやー何よりも、美味しいたけのこだった。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。






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アーユルヴェーダ案内人くれはる

by kureharu | 2017-04-25 12:51 | アーユルヴェーダの食&カレー | Comments(0)

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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