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【永遠のQ&A】〜アーユルヴェーダってなんですか?


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「アーユルヴェーダって、、、なんですか?」

その人は、おずおずと遠慮がちに私に聞いてこられました。

目黒から数駅。
カウンターだけ数席のお店で、友達とグラスを片手に話し込んでいた夜。

お客は私たちしかいなくて、カウンターの中には30代男性の店員さん。
私たちの会話を聞いて遠慮がちに口を開かれました。

「アーユルヴェーダって、、、なんですか?」

おっと!
久しぶりに「永遠のクエッション」!
フレッシュなジャブが飛んできました。

アーユルヴェーダ関係者内だけで、あるいはすでにアーユルヴェーダに認知のある方たち
ばかりと対話していてはダメですね。

これはすべてのアーユルヴェーダ関係者が、定期的に受けるであろう質問、
業界全体の体幹を鍛える、ある意味「大事なエクササイズ」でもあります。

ここまで読まれたアーユルヴェーダ関係者の皆さん。
皆さんなら、この問いにはどう答えられますか?


正解ではあるが最適解ではない。

ジャズの流れる静かなお店でした。
お客は私たち二人だけ。

「ええと、アーユルヴェーダってヨガ、、、、、なんですか?」

男性は続けました。
これもある意味、非常に良くある王道の問いかけです。

「アーユルヴェーダはね、約5000年の歴史を持つとも言われる『インドの伝統医学』なんですよ」

私はひとまず、とても優等生的な模範解答をしました。

「え、医学、、、なんですか、、、?」

「はい、そうなんです。」

「……」

「……」

あ、あれ?

うぬぬ。。。。面食らっておられる。間違いない。

〜〜その答え、、、、落とし所が見つかりません。Not found(404エラー)〜〜

男性の顔にはそう書いてあります。
根源的な分、難しい質問であり、答える方にとって端的にはかなり答えにくいものです。

こういう時は、まず相手をちゃんと見ましょう。
私の解答は、正解ではあるが最適解ではありませんでした。

このままではこの方にとって、ただの「宙ぶらりんの珍情報」です。
まずい!

アーユルヴェーダ案内人のおしごと。

私は、アーユルヴェーダをライフワークに取り組んでいますが、名乗る肩書きは「研究家」
でも、「学者」でもありません。
活動開始時から現在まで、徹底して「アーユルヴェーダ案内人」です。

何が違うの?と思われるでしょうか?

その違いはこうです。

研究も学問も(いいかどうかは別にして)もしその気になれば、書物を頼りに
たった一人でもできる行為です。

しかし「案内人」は違います。

「案内人」とは、「案内を必要とする人」があって初めて成立する存在です。
そう、対象者が不可欠。
私の肩書きは、自分一人では成り立たないものなのです。

「案内人」であるために、「対象者」と出会っていくことが欠かせない。初めの一歩。

そしてその相手は今、カウンターの中にいるこの男性です。

案内人がんばれ!


あなたにも、きっと役立つものであることを伝えたい(それもさりげなく)

「アーユルヴェーダって、、、なんですか?」

ベーシックなその問いに、アーユルヴェーダの歴史からとうとうと語る人もいるでしょう。
アーユルヴェーダの「ドーシャ理論」をいきなり話す人もいるかもしれません。
「浄化法」のコアな話を展開したり?
オイルの話、おでこにタラ〜〜〜のあれですよ、と話すこともできるでしょう。

でもなぁ。。。。。
私はいつもそのどれに対しても、どこか違和感があるのです。

「問い」を与えてくれた、目の前の相手は(おそらく)ほぼ真っ白なアーユルヴェーダ初心者さんです。

いきなり「部分の話」や「各論」から始めて、偏った先入観で相手の世界を染め上げてどうする?
なんだか毛色の変わった学問?インドの小難しそうなものか、、、と思わせてどうする?

そうでなくても、「アーユルヴェーダ=おでこにオイル」で片付けられてしまっているのが
まだまだ日本での一般的な現状。
関係者自らの手で、そこに拍車をかけてどうする!?(と、常々思っています)

ここで長年の企業広報担当者ダマシイが、むくむくと湧き上がります。

心の中のコンセプトはただ一つ。

アーユルヴェーダは、目の前のあなたにとっても、きっと役立つものであることを伝えたい。

私はこのように答えました。

「アーユルヴェーダって、私たちが幸せなココロで人生を生きるためには、
まず最初にカラダを整えることからだよ〜と教える学問なんです。
そのための知恵が、実はアーユルヴェーダの中にはたくさんあるんですよね。
その人それぞれに合わせた、より良い食事の摂り方、生活の送り方、季節別の過ごし方だったりね。
現代の私たちにとても役立つ、合理的かつ具体的な教えが詰まった、「いわば宝の山」なんですよ」

と。

うなづきながら聞いてくれた男性は、しばらく黙ったのち、フッと笑顔を見せてくれました。

「なんだか、、、少し興味が湧いてきましたよ。アーユルヴェーダ。」

その後、その人がお仕事でインドを訪れた時の話になり(なんと!爆)
そこで感じたインドの印象、リアル経験談をしてくださった。

もしかすると、「何か」と「何か」が、多少なりとつながってくれたのかもしれません。

いや、もっと素晴らしい答え方はあると思います。
私に学びを与えてくださっている先生方なら、初心者さんがもっと納得できる、
加えて、さらにアーユルヴェーダへの興味を引き出せる「答え」を出されることでしょう。

「良い答え」とは、正確であることに加え、
聞いた人の中に、「何か新しいプラスアルファ」を生み出してくれるもの。

私はそこを目指したい。

うん。。。。
でも、これが今現在、私のリアル。
フルスペック解答。
リアルレベルですなぁ。。。

精進しなくちゃなあ。

その日の神性、その日の天使。

The day’s divinity, the day’s angel.


いずれも。聞いてくださる相手があればこそ。

ありがたき夜。


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by kureharu | 2017-03-15 23:58 | アーユルヴェーダ全般 | Comments(0)

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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