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【不調がある時】ソレより先にやるべきことがある

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よく聞くお悩みあれこれ


アーユルヴェーダを学んでいるというと、
いろんな方の、健康における「お悩み」について伺うことがあります。

病気とまではいかないけれど、日々を送る上で悩ましいこと。

そのお悩みには、最近どこか共通する要素がある気がしています。
私も含めて、現代人が犯しがちなことでもある。
そのことを少し書きます。

以下、とってもよくあるケースのお話です。
(*特定の誰か個人のことではありません)


近頃不調を感じることが多く、悩んでいる。

頭痛や冷え、PMS、生理不順など
女性特有の悩みがある。
(検査では特に問題はない)

仕事や家事で毎日多忙。
疲れやすい。根気が続かない

食べ物にはしっかり気をつかっていている。
食生活には自信がある。
こだわりの無農薬野菜、安心の調味料など、
徹底して添加物や化学調味料は避け、手作りの食事

一方外食も多く、評判の「パスタ」や流行りのカフェごはん(全粒粉のパンが美味しい)
が中心。
残業帰り、深夜に食べる機会も結構多い。
(実は飲んだ後のラーメンはやめられない)
がっつり食べたい派

流行りの健康法への意識が高い。
毎朝スムージーを自宅で作って飲んでいる。
もちろん無農薬野菜・フルーツをつかって。

生活は不規則。夜更かしも多い。
便通は?と尋ねると「便秘はしていない」
(よくよく聞くと排便は2〜3日に一回。でも本人の認識では便秘ではない)

白湯を毎日飲んでいる



細部に多少のバリエーションはありますが・・・
これ、かなりよくあるケースです。

ご本人の健康に対する意識はとても高く、知識量も食への実践も豊富。
こだわりの食材や健康法に詳しい。
おすすめのオーガニックレストラン、こだわりの調味料。
健康や美容に良いと評判の最新のサプリの話。
健康知識の宝庫です。

健康意識が高くて、いいものもあれこれ取り入れている。
課題は、それなのになぜ不調が続いているのか?です。
なぜでしょうか?

アーユルヴェーダを基礎から学んだ人なら、これらの生活のどこが「あああ〜」なのか
きっと分かるはず。

「どうすればいいですかね?」ともし聞かれたら、私は
ご本人を見ながら、まず、アーユルヴェーダのごく基本的なことをお話しします。

  • 深夜のラーメン習慣の頻度を減らし、だんだんにやめてみたら?
  • 腹八分目を意識してしてみたら?
  • 少しづつ早寝を始めて、早寝早起き型の生活にしてみたら?
  • 白湯は良い習慣なので是非続けてみてくださいね

「ふーん、そうですかぁ・・・」
あれ?あんまり響かないようです。
アドバイスの内容があまりに地味すぎて、驚きに欠け、盛り上がらないのかもしれない。

(「解決にはこの○○がいいですよ」と、何か「モノ」をお勧めしたら、
そっちのほうが受けるのかもしれません。)


忘れてはならないこと。


全てではありませんが、多くの場合、不調の原因は自分の選択、自分の生活スタイルにも
原因があります。
ただ、そのことはつい見落としがちでもあるのです。
解決に向かって、「外から取り入れるもの(食材やサプリ)」への意識が中心になりがちですが、
それらは、健康の全てを担うものではありません。

食べ物はとても大事ですが、食べ物(食材)だけで全てを解決しようとするのは困難です。


原因を知ること


ある朝起きた時に、いつになく胃が重かったとします。
まず前の日の食事の内容、食べた時間、その量などを細かく振り返りましょう。
ここが「自分の選択」を振り返るチャンスだからです。

「何をどう食べたか」は「自分の選択」ですよね?
「自分の選択」に原因があって、今その結果が身体の上に起きている。
原因を知るには「胃が重い。胃薬飲んで解決。以上終わり」ではなく、
「なんでこういう結果になったんだっけ?」と掘り下げて考える習慣を持つことです。

解決への一歩目は、原因を知ることから。


次に優先すべきは何か?


原因を知ったら、次に、最優先でやりたいことは一つ。

*「原因の停止」

です。

言い換えると、もし朝起きて胃が重いのなら、その原因を作る
「深夜のラーメン習慣」はやめましょうということです。
ここでうっかりすり替えがちですが、深夜のラーメンを
「健康のために、化学調味料無添加のラーメンに変える」ではないのです。

「いいものをどんどん取り入れる」より前に、まず「原因となる行為をやめる」こと。
もし綺麗な水を汲み入れたいなら、バケツの中は清潔である必要があるし
底に開いた穴は最初にふさいでおかなくては意味がないですよね?

私たちは「自分の選択の結果」が、「今の自分」を作っていることをついつい忘れがち。
自分の身体を、食材や健康法、自分の外側にある情報に任せっぱなしにせず、
自分の手に取り戻すことが大事です。

食べ物そのものに罪はありません。

消化力のことを徹底して考える「アーユルヴェーダの食事法」では、
食材の「良し悪し」の追求は、実は全体のごく一部分です。
例えば同じ食べ物でも、消化を妨げないか、その人にとって役立つ滋養になるかどうかは、
食事の時間や量、季節や調理法、取り入れる人の消化力、体質とのマッチングで決まります。


また、健康な日々を送るには「食事法」のほか「1日のすごしかた」「季節のすごしかた」など
様々な生活法の実践も必ずセットです。

全体を見渡し、方法を選んで取り入れる。
大事なのは、食材へのこだわりだけではないのです。

私たちの選択が「結果」を作っているというのは、そういうわけなんですね。


身体が伝えるサイン


自分の身体に起きているサイン(不調)は、実は私たちに様々なことを伝えてくれます。

そこにフォーカスし、裏側の理由に気づけるかどうか。
ちゃんと気づけるように、観察力を磨いて日々を送りたいものです。
日々エクササイズのように観察する。これものすごく大事。

「ちょっとやばいぞ」と思ったら、自力でハンドルを切ること。
ちゃんと「これやばいぞ」と気づいて、実際にハンドルを切った人が、
その先の「事故」を回避できるのかもしれません。

アーユルヴェーダの知恵は、広く深く、様々なことを私たちに教えてくれます。


終了しました。

くれはるアーユルヴェーダワークショップ】
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終了しました。



by kureharu | 2016-04-04 02:23 | アーユルヴェーダ全般 | Comments(0)

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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