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冬、津軽への旅(5)みそ汁とアグニの火

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夜が明け始めると、外に積もった雪のおかげで、
部屋の中は自然と薄ぼんやりと明るくなり始めます。

朝一番、まだだーれもいないお湯に浸かる。
こういう早起きは苦になりません。
でも昨夜は9時には寝てましたから、早く起きられるのも当たり前か。

芯からあったまったら、さぁ広間で朝ごはんです。
広間の真ん中では、大きな鍋のおみそ汁が湯気を立てていました。
温めは電気によるものではなく、ガスの火です。

安全性優先か、世の中では、直火を使えない場所がどんどん増えています。
オール電化の家庭で育つ子供は、火を見ることなく大人になるのかな。
あるいは、キャンプとかバーベキューとか
そんな時にだけ、体験する「よそ行きのもの」になるのかな。

ランプの宿では、熱や暖を生むのは、すべてが「火」からです。

インド神話では、火神のことを「アグニ」と言います。
火(アグニ)は自然の中では太陽であり、稲妻でもあり、
私たちの体では「消化力」のことを指します。

神様です。火は。

アーユルヴェーダでは、私たちの消化力をまさに「アグニ」と呼びます。
「火の神」にたとえるほど大切にするのが消化力なのです。

ランプの炎、石油ストーブの炎。
思えば、昨夜はずいぶん久しぶりにしっかりと炎を眺めた夜でした。

火には特別な力が宿っていることを、実感します。
なんだか特別な力が湧いてくる。

そして、こうして聖なる火から生まれた食べものは、私たちの体をしっかりと養ってくれるもの。

津軽米のごはん、湯気を立てるみそ汁、川魚の甘露煮、卵・・・

すべてを美味しくしっかりいただきました。
街なかのおしゃれなカフェのブレックファーストもいいですが、
日本人にとって、こういう「実(じつ)のある食べ物」は、
どこか私たちの背筋をしゃんと伸ばしてくれる感じがしますね。
どっちかというと、断然こっちが好みです。

この旅は、なんだか美味しい朝ごはんに恵まれています。



青荷温泉があるのはどこ? ここ


このシリーズの他の記事はこちら>

冬、津軽への旅(2)スターバックス弘前公園店。明治の時代に想いを馳せる。

冬、津軽への旅(3)よぐきたねし【ランプの宿〜青荷温泉】

冬、津軽への旅(4)脱でんき・脱でんぱ、ランプの夜。




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by kureharu | 2016-02-16 07:34 | たびのおと | Comments(0)

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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