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アーユルヴェーダで「花粉症」対策【その3】

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「アーユルヴェーダで「花粉症」対策」。はや【その3】になりました。

これまでのおはなしはこちら
【その1】 【その2】

花粉症に悩むみなさんに、本日はご提案です。

花粉症対策として続けている、その「ヨーグルト習慣」を見直してみませんか?

いきなり?えええ???

・「ヨーグルトは腸内環境を整えて・・・・」
・「便秘にもいいし・・・」
・「プロバイオティクスが免疫に・・・・」
・「乳酸菌は美肌に重要・・・」

そんな声が聞こえてきます。
以前「アーユルヴェーダでははちみつには熱を加えない」をご紹介した時も、
みなさまの反応(「ガーン!驚きました!やっていました」的コメント)がかなりありました。
その驚かれっぷりに、逆にこちらも予想以上に驚きましたが、ヨーグルトはどうでしょうか?


《花粉症のみなさんに質問です》

(Q) ヨーグルトを毎日食べることで、あなたの「花粉症」は良くなっていますか?


(A−1) 「すごく良くなったよ!もう、腸スッキリ!」

(A−2) 「うーん。実は、ヨーグルトが効いているのかどうか・・?花粉症は相変わらず。(でも良い習慣なんだから、ヨーグルトもっとせっせと続けなくちゃ)」

・・・・

あなたはさてどちらでしょう?

(A−1)の方  > うん、それならよかったです!めでたく花粉症卒業ですね!

(A−2)の方  > 辛いですよね、花粉症。ひとつのアイディアとして、今年は以下のご提案をします。


花粉症のために、今年の春はその「ヨーグルト習慣」を止めてみてください。

「なにをやるのか」と同時に「誰がやるのか?」を考えることは、
アーユルヴェーダにおいて、いつもとても重要なこと。

私たちは、それぞれ体質も異なり、いま体に起きていることも異なります。
そう、アーユルヴェーダは、誰に対しても「同じ方法」を勧める
「ファストな健康法」ではありません。


*「ヨーグルト習慣をやめる」を、おすすめしたい人は?

(1)「花粉症に良いから」と考え、ヨーグルトを習慣的に食べている。
(2)花粉症の症状に悩まされている(鼻水、鼻づまりなど)

(1)をやりながら、現実は(2)もある人です。
まずは、その事実にしっかりフォーカスしましょう。

アーユルヴェーダの視点からみると、実は(1)と(2)は矛盾しています。
(1)の行動が(2)を悪化させる原因になっていると言えるでしょう。

その理由:

ヨーグルトは、アーユルヴェーダの属性では「重性、油性、粘着性」を持つ食品。
「重くて、油分があって、べったりしている」もの。
消化に時間のかかる「重たい食べもの」であり、カパを増やします。
ヨーグルトの良い面としては、体力がつき、滋養になるというメリットもありますが、
一方それが、「取る季節」と「取る人」によっては、リスクになるという一面もあるのです。

さらに、思い出したいのはこれです。

・春は自然の中に、人間の体の内外に、カパの増える季節
・そして冬よりも消化力が下がる季節

という事実。


カパの増える春に「ヨーグルト習慣」を続け、自らカパを増やす行為がもたらす結果とはなんでしょうか?
【その1】 【その2】をすでにお読み頂いたあなたなら、もう答えがおわかりかと思います。


「毎日のヨーグルト習慣」がカパを上げ、自らで「花粉症の原因」を作り出して(増やして)いる場合がある。



驚きですよね。
わかります。
私も初めて知った際は、ショックで椅子からずり落ちました(涙)

しかし世界は広いです。
生きているだけで、日々様々なサプライズが私たちを待ち受けます。

時には、自分の中にペッタリとこびりついた「当たり前」や「常識」を
疑ってみることも必要かもしれません。



《10年越しの花粉症患者、春のヨーグルトをやめてみた》

2013年の冬、私はまったく半信半疑で(というより、むしろかなりの猜疑心を持ちながら)、
「花粉症の季節が終わるまでは、とりあえずヨーグルトを止めてみよう!キャンペーン」
をひとり実施しました。
このアーユルヴェーダの考え方に出会ったからです。

期間は、1月下旬から、5月半ばまででした。


【それまでの私】

当時は何より、ヨーグルトは花粉症にいい、自分の体にいい!と信じこんでいました。
「朝食(イコール)ヨーグルト」でした。
下手すると、「残業帰りの深夜食(イコール)ヨーグルト」ということもあったくらい。
(今思うと「寝る前に重性のヨーグルトを取る」、ひどい食習慣です・・・)
また、便秘対策としても期待していた。
ダイエットにもなるしヘルシー、的なイメージ。そして自己満足感も。
花粉症も便秘も、私個人的には、ほぼ「課題解決」にはなっていなかったのですが、
そのことにはフォーカスしていませんでした。

【やったこと】

・ヨーグルトを毎日食べる習慣をやめた
(冷蔵庫にヨーグルト常備を止めました)

・花粉の症状がでたら不安というのもあったので、
2013年シーズン初めに行きつけの耳鼻科で、2週間分の花粉症薬をもらいました。

・「どうしてもしんどい時は無理せず、薬に頼ろう」というルールで開始。
ガチガチにしても続かないと思ったのです。
(禁煙するってこういう感じなのでしょうか?)

・合わせて生活習慣も徐々に変更。
朝は果物、普段の食事は野菜(生ではなく煮野菜、温野菜)を中心に、
加工食品や添加物を避け、白湯飲みを続けました。
食べ過ぎ飲み過ぎはできるだけ控えるよう、アーユルヴェーダに基づいた「意識づけ」を開始。

・ただ、人と外食するときは、メリハリをつけ、とにかく「楽しむこと」に忠実に。
お酒も飲みましたし、(摂る量は意識したけど)肉や魚も食べるし、
正直、時に食べ過ぎることすらありました。
そんな時は、翌日からちょっと調整。
日々コツコツと白湯を飲みつつ。日々そんな繰り返しです。

で結果。
2013年冬以降、現在まで。
かつてのように、花粉症のひどい症状に見舞われることがなくなりました。


《本日のご提案まとめ》

花粉症に苦しむみなさん。
今年の春は、その慣れ親しんだ「ヨーグルト習慣」を見直し、お試しに止めてみてはいかがでしょうか。

そして、止める前と後、自分の体がどう変化するかを、徹底して観察してみてください。

・・・・

私個人、アーユルヴェーダを学んで得た、ヨーグルトに対する新たな認識。
それを実践することで得た「体感」と「驚き」が、アーユルヴェーダの価値を実感する
「ひとつの入り口」でした。
それをきっかけに、自らの常識(思い込み)を見直し、習慣を少しずつ少しずつ変えてきました。

地味ながら、自分の体に徹底してフォーカス・観察を続けていく、ということが
なによりもっとも大きなポイントでした。


(補足)

ちなみに、お悩みのある人は・・・・

*ヨーグルト同様、チーズや生クリーム、アイスクリームなども同様にこの時期は
できるだけ控えましょう。いずれもカパを増やします。

さらに・・

*症状がなく、消化力が十分ある方が、「ヨーグルト」を取る分には問題はありません。
(アーユルヴェーダは、つねに「個の体質」や「今起きている状態」にフォーカスします)

いずれも答えは自分の体、です。

じぶん観察を続けましょう。



【その4】につづく



アーユルヴェーダで花粉症対策  バックナンバー:

【花粉症対策に重要な、カパ攻略法】
↓↓

【まず、その習慣を止めてみませんか?】
↓↓

アーユルヴェーダで「花粉症」対策【その3】

【春は苦味を摂りましょう】

【鼻うがい習慣を始めましょう】
【忘れちゃいけない白湯習慣】

↓↓


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by kureharu | 2016-02-19 06:37 | アーユルヴェーダ/花粉症 | Comments(0)

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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