しょうが/中サイズ一個分。
タワシで洗って汚れたとこを取ったら、皮付きのまま薄切りに。さらにマッチ棒位に刻みます
鍋に3カップの水とともにしょうが入れて中火にかける
吹いてくるのに注意しながら、煮出します。
水量が減ってきたら、時々お湯を差します。
20分くらい煮たところ。水色も生姜色に。
完成。濃さや甘みはお好みでどうぞ。
これは、アーユルヴェーダドクターに教わった「しょうが湯」のつくりかたです。
インフルエンザにかかった時、毎日これを飲んで乗り切りました。
飲み始めてみると、これがかなりいいです!
ずっと、からだの芯が静かにゆる〜い温かさが感じられます。
おろししょうがを湯にといて飲むより、温かさの体感が長持ちする感じ。
風邪気味の時ばかりでなく、
冷え性や低体温に悩みがちな方にもおすすめです。
お鍋で煮出すアーユルヴェーダ式「NEWしょうが湯」おためしくださいね。
‥‥‥
材料:
土しょうが(一個、サイズ適宜)
水
きび砂糖、黒糖、メープルシロップなど甘みはお好みで。
‥‥‥
アーユルヴェーダ的「生しょうが」の効果
*味は辛味で効力は温性
*ヴァータ、カパを鎮静。滋養効果も。
*消化力(アグニ)をアップし消化を促進。
*生のままだと消化に時間がかかるので、加熱する、細かく刻むなど工夫を。
*台所に常備したいもののひとつ
アーユルヴェーダ的「しょうが湯」のお作法
*しょうがに限らず、調理時、鍋に水分を足す時は、水ではなくてお湯を足します。
(急激な温度変化は質の変化につながるため)
*熱いものに甘みを加えたいときは、きび砂糖や黒糖、メープルシロップなどを。
はちみつは「熱いものに加える」「加熱する」は避けましょう。
アーユルヴェーダでははちみつに熱が加えると、毒化すると考えるためです。
同様の理由で発熱時も、はちみつの摂取はさけます。
はちみつは「温度」に注意しましょう。
アーユルヴェーダ的はちみつのお作法については
こちら
「温め効果」をねらうなら、加熱したしょうがを摂りましょう(現代栄養学的視点から)
生のしょうがに多く含まれる成分ジンゲロール。これには殺菌、解熱、発汗、咳止め、健胃効果、末梢血管拡張効果などがありますが
なんと、生のまま摂るしょうがでは「温め効果」はないのだそうです。
一方、生のしょうがを100度程度までをめどに加熱すると、ジンゲロールはショウガオールという成分に徐々に変化します。
このショウガオールにこそ「温め効果」があり、冷え性改善、体脂肪分解、消炎鎮痛効果などがあるのだそうです。
つまり、温め目的で使うなら、生しょうがは適度に「加熱する」のがポイントのようです。
ということで、あたため重視の作り方、お鍋で煮出す「しょうが湯」です。
一見めんどくさそうですが、それほどでもありません。コーヒー入れるより簡単かも。
飲んでいると、からだの芯が静かにゆる〜く温かいかんじです。
シンプルにしょうがを刻んで、鍋で煮出して作る「NEWしょうが湯」
できれば無農薬のしょうががあるといいですね。
インフルエンザ完治後も、低体温対策に、
最近は毎朝、まとめてお鍋で煮出して作り、びんにいれて持ち歩き、
1日のあいだ何回かに分け飲んでいます。
上等なほうのドライジンジャーエール(笑)から、甘みと炭酸を抜き取った味。ピリッと美味しい。
お好みで甘みを足してもいいと思います。(前出のお作法参照)
わたしは甘みのないシンプルな「THE しょうが味」が気に入っているので、基本このまま飲んでいます。
余分なものの入っていない、シンプルなしょうが湯。
その温め効果で、体温も免疫力もあげていきませんか?
日本一のしょうが産地。高知の日曜市で
ーはじめてのアーユルヴェーダ*ワークショップー
「じぶんでできるじぶんメンテナンス」
2015年冬から春へ 編
1/31(土)、2/21(土)、3/21(土)毎月開催!
オイルマッサージ、ギーつくり・・・実習メニューも!
都内のすてきな古民家で、いっしょにアーユルヴェーダ体験しませんか?
もちろん初心者さん、大歓迎です。
くわしいプログラムは
こちら