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【006】私がアーユルヴェーダを始めたワケ《押し出された気がする》

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アーユルヴェーダの本を読みながら、セルフマッサージを時々やりながら、
アーユルヴェーダを基礎からもう少し知りたいなと思うようになっていました。
たまに単発のセミナーを受けてみたりもしていたけれど
本でしか基本を知らない。
また、誰かに質問ができないこともあって、どうも理解がぼんやりしている。

わたしのカラダには、肩こりや冷え、偏頭痛、花粉症、婦人科系の悩ましいあれこれ。
胸元のつまり感も相変わらず出たり入ったり。
でもまあ、誰もそんなもんかと思いながら、半ば諦め暮らしていました。

いつかなんとかしたいな・・・

なぜならカラダに不調があると、ココロも元気がなくなることに気づいていたから。
これはごまかせなかった。
何よりも、ご機嫌に暮らしたいと願っていました。
花粉症やアレルギーのことを考えると、だんだん食べ物にも関心が向いてきて、
無農薬で育てられた野菜や果物の、力強いおいしさにも気づきます。

ある時、思いもかけない人から、アーユルヴェーダを学んでいるという話を聞く。
アーユルヴェーダは、多くの人がただの「エステ」と思っているのが現実。
それは知っていたけれど、でも本当はもっと広い世界なんだろうなと、ぼんやり気づいていた頃。

何かが動き、日本で数少ない、アーユルヴェーダに取り組むクリニックの存在を知ることになります。
そこは、インドの大学で学んだ日本人の「アーユルヴェーダ医師」がいるクリニックでした。

数日後、私はクリニックの門を叩き、「アーユルヴェーダ医師」にカウンセリングを受けました。

*ある日、呼吸ができなくなって、病院に通い続けたこと。
*どこに行っても、原因がまったくわからなかったこと。
*ずっと冷えがあり、また乾燥を極端に苦手に感じてること。
*人からネガティブなエネルギーを受けると、ココロとカラダが弱ってしまうこと。
*海やシマ、自然、南が大好きなこと。
*親の転勤で、各地を引っ越ししてばかりいた子供時代のこと。

問われるままに、自分のココロとカラダについてそんな話をしました。
話していると、なんだか自分の欠陥を「自己申告」するような感じがしてきて
ちょっと鼻の奥がツンとした。
ほかの人は普通に平気にできることばかりだ。
なぜ自分には受け入れられないのだろう・・・
思えば、ずっとそう思って生きていました。

全てを聞き終わった先生は、淡々と言いました。

「それはあなたが悪いわけじゃないの。あなたの体質によるものなんですよ」

驚きました。
性格の問題じゃないの?アーユルヴェーダに体質論があるとは知っていたけど、
そこまでとは思っていなかった。
もう何年も、病院というものを信用しなくなっていた私の耳に、
久しぶりに素直に、お医者さんの言葉が届いたのです。

*****

「Ayus(アーユス)=生命、寿命」、「Veda(ヴェーダ)=科学、知識」

インドの伝承医学、アーユルヴェーダは「生命科学」と言われます。
そこではココロとカラダは繋がっている。
持って生まれたじぶんの体質や、いま自分に起きている現象(ドーシャの乱れ)に合わせて
季節や場に応じ、食べ物、生活法、運動などを選びながら
ケアする方法が、体系化されている。
それらをきちんと知り、意識して実施すること、自分を観察することで
でココロもカラダもよく保つことができる。

そして、それはそれぞれの体質に応じたものである必要がある。
理論に即した「オーダーメイド」です。
誰もに一律の「ファストな健康法」ではありません。

例えば・・・
カロリーも低いし、甘い飲み物よりずっとカラダにいいはず、と毎日ペットボトルで「がぶ飲み」していた日本茶。
その味の「渋み」が、わたしのプラクリティである「ヴァータ」をより乱すものでした。
一般には健康にいいと言われることも、アーユルヴェーダでは体質により様々に異なるのです。

それから日本茶は、食事後やおやつの時に楽しむに止め、
水分は白湯か常温の水で取るように変えました。
あさ、白湯を飲むと、その日の自分の状態に目がいく。
今日感じる味、昨日との違い。口の中の感覚。毎日がじぶん観察になりました。

そこから始まった日々は、本当に小さなことの積み重ね。

2013年春、わたしは学校に入り、アーユルヴェーダを基礎から学び始めました。
カウンセリングしてくれたドクターは、わたしの担任の先生になりました。

様々な理由から、わたしとおなじように自分のココロとカラダに向き合おうとする、
ともに学ぶ仲間に出会っていきます。
体系だった「アーユルヴェーダ」を学ぶにつれ、
長年のわたしの悩みは、もうわたしだけの悩みではなくなったのです。

そう・・・。
決めたのはわたしの力じゃない。何かとてつもなく大きなものに押し出された気がした春でした。


(その7 最終章)《医師でもセラピストでもなく、案内人です》へつづく



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by kureharu | 2015-02-14 17:45 | はじめまして

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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