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【002】私がアーユルヴェーダを始めたワケ《病院編》

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「検査結果は、どこも問題ありません」

大病院で、何人の医師にそう言われただろう。
呼吸器科。耳鼻咽喉科、漢方科・・・

「ぜんそくかもしれないです。母がそうです。」
新しい医師の前に行くと、毎回勝手な推測でそう言う私に、
大概の医師は「ぜんそくかどうか」を調べてくれたのだと思う。

「呼吸がくるしいんです」
一体何十回、同じことを話しただろう。

血液検査、心電図、アレルギーテスト、酸素量のチェック、器質的な異常がないかどうか?
MRIもやった。ステロイド、吸入薬、飲み薬、外用薬に漢方も。

こんなものも、こんなものも与えられた。
この薬使うとね、副作用で気管支に「カビ」が生えるかもしれませんからねー、
使用後よくうがいしてね、と薬剤師さんに軽く言われる。
「え、ええ?何ですかそれ?」みたいな薬、真面目に使っていました。
(真面目なんです。なんせ本気で治りたかったので)

で、スーパー行くみたいに、エコバックもっていくんです。病院。
一ヶ月分となると、もう半端ない量のお薬がいただけるのでした。
一年半も通えば、家中がお薬だらけになる。

一ヶ月前に予約を入れて、それでも二時間弱待って、10分の診察。
会計でまた30分、薬局で20分。
そんな繰り返しでした。

「呼吸がね、ずっと苦しいんだよね」
「病院には行ったの?」
「行ったし、行ってる。大きな病院、いくつか。検査もいっぱいした」
「お医者さんはなんて?」
「どこも、異常はないって言う」
「ふーん?」

自分のことを話すと必ず相手は困ったような顔をし、そこで話は終わります。
こうなると、わたしは自分がなにかひどく勘違いをしてるのか、と思うようにもなる。
わがままを言い散らかしているような罪悪感もありました。
神経質すぎるんじゃない?そう言われることもありました。

誰に言っても理解されない。
だからもう、自分から人には言わない。苦しみなんてないふりをして暮らす。

ただただ、そこから抜け出したかった。

仕事の忙しさも変わっていなかった。
毎月毎月有休とって、大学病院まで通う。
雨でも風でも、一年半ちかく続いた習慣でした。

「ココロの持ちようです」そういわれたら、「うんそうですよねー」というしかない。
「数値に異常はありません」そういわれたら
「検査数値で結果を出せなくてごめんなさいね」というしかない。
症状を定量化できない患者など、いつもつねに予選落ちです。

病名はないのに、ふしぎに山のような薬は処方されます。
起きている症状に対してだけ、つねにもぐらたたきのように。

仕事は忙しさに追われる一方でした。

【003】《仕事とココロ編》へつづく



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by kureharu | 2014-12-22 22:56 | はじめまして

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
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