NEW POST

【001】私がアーユルヴェーダを始めたワケ《ベランダナイト編》

b0336361_10551032.jpg


「くれはるさんは、どうしてアーユルヴェーダを始めたんですか?」
そう聞かれることが増えました。

なんでだったか・・
それはかつて、じぶんのココロとカラダに徹底してつまづいたからです。
そう答えます。

2007年6月、残業を終え22時過ぎに帰宅した私は、急に呼吸が苦しくなりました。
気管支、肺のあたりがいつもの半分くらいまで詰まる感じ。ひゅーひゅーする。
そんな経験は初めてでした。
湿気が強く蒸し暑い梅雨時の夜。

仕事も忙しい時期で疲れていたし、横になって眠ればすぐ収まるはず・・・。
そう願ったけど、一向に落ち着く気配はなくて、そのうち横たわってる方がだんだん苦しくなった。
次には部屋の中にいるのも、辛くなって、夜気の立ち込めるベランダにでました。
重苦しい湿気、ままならない呼吸。
こぽこぽと音立てて、水の中に沈んでいくような感覚だった。

ひゅーひゅー。ひゅーひゅー。

何食べた?いや、晩御飯は食べていない。
昼は?特に思い当たる節はない。
それまで、わたしは大きな病気も怪我もしたことがありませんでした。

ひゅーひゅー。ひゅーひゅー。

一人暮らしを久々に不安だと思いました。
一瞬「救急車を呼ぶ?」という声が頭をよぎったけれど、
救急車が来る頃に治っちゃうかもしれないよ・・・
そうしたら大げさな自分が恥ずかしいじゃない?
そう思ってみたら、ちょっと笑えた。

しばらくして。
友達に電話をして「ごめん助けて」と言ってみようかと思ってみた。
でも、電車もない時間になっていたし、
なんだかそれは、とてつもなく身勝手なことのような気がしたのでやめた。

ひゅーひゅー。ひゅーひゅー。

嘘です。
ほんというと、あのとき、万が一いま誰かに断られたら
あるいは一ミリでも迷惑そうな素振りをされたら、きっと悲しさに耐えられない。
そう思ったのです。
予想外の事態。
カラダが弱って心細いときに、悲しいことまで重ねるのはイヤでした。
どんな小さな「悲しい」も、今だけはとにかく受け取るのは絶対にいやだと思った。
だから「誰かに助けてほしい」なんてこと、考えるのも止めた。
電話なんかしちゃいけない・・・
カラダの声を徹底して無視して、ココロの声を最優先することを決めた。

いま考えたらかなり変だ。
頼めば友達だってきてくれただろう。変だけど、わたしはじぶんの心の弱さに負けた。
それは、人に頼ることもできないほどの「弱さ」です。
で、ベランダの手すりにつかまり、朝が来るのを待った。

・・ぜんそくなのかな。

よくわからずに、ぼんやり考えた。
時期によりアトピーはあったけれど、過去にぜんそくを患ったことはない。
でも、思えば実家の母が、数年前からぜんそくになっていた。
夜中に息が苦しくなり、救急にかかって入院をした母。
生活の中で、1日に何回も吸入薬を使っているのを
それまであまりなにも考えずに見ていた。

とにかく夜があけたら、近くの大きな総合病院(赤い十字マークのところ)へ行こう。

もし帰れなくなった時のために、明け方、着替えを小さなバッグに詰めました。

(その2)《病院編》へつづく



アーユルヴェーダワークショップ最新情報はこちら



by kureharu | 2014-12-22 22:51 | はじめまして

もっとすこやかに、さらにごきげんに!


by くれはる
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31