あこがれのレモンライス【くれはる食堂自習日記*アーユルヴェーダクッキング*】
2014年 10月 14日
「レモンライス」とはなんと奥深いものだろう。
初めて食べて以来、私は「レモンライス」とつぶやくだけで
「はあ〜」とため息が出るこの頃です。
「レモンライス」は南インドのお米料理。
炊きあがったバスマティライス(インドの長粒米)に、
スパイスのほか、オイルでカリカリに煎ったピーナッツや複数の豆類(チャナダールやウラッドダール)などを合わせる。
心躍る「混ぜごはん」メニューです。
最後に、フレッシュなレモンジュースをちゃっと、まわしかけて仕上げる。
インド人の先生、サジンさんに習ったこのレシピが私はとても好きです。
「今夜はレモンライスだよ」
朝家を出る時、もしそう言われたら、私はスキップで家に帰るだろう。
「レモンライス」さえあれば、どんなに辛いことがあっても笑顔になれる。
「レモンライス」が食卓にあれば、戦争だって終わるんじゃない?
ナッツや豆の微妙に異なる堅さや食感、それぞれの香ばしさ…。
異なる個性の具や、裏方が混じることで生まれる重奏感。
宝探し的なたのしみに溢れた、幸せな“ごちそう”です。
そして、全てを一つにまとめるレモンのさわやかな風味。
くれはる食堂、はい、何よりもじぶんが食べたいゆえに自習中です。
国産の無農薬レモンで、レモンライス練。
さて、どんなカレーを合わせよう。
いつもココロに「レモンライス」を。